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大場養蜂園ブログ

言わんこっちゃぁない。

我が家には、子供が二人おりまして。
 
この春から上のともピーは小学三年生。
下のヨッチくんは年長さんになりました。
 
ヨッチくんは2月生まれな事もあり、なんだか、いつまでたっても
赤ちゃんっぽいな~、なんて思ってたのですが、最近は、「アヤトリ」
に夢中でして。
 

 

 

 

 

 

「電球」とか、「花かご」!!(←もう、これなんて、ど~やって作ってるか
親にもワカリマセン(汗))とか、知らないうちに、すぅごいの作れるように
なってたりします。
 
そんな、ヨッチくんですが、1年前くらいには、本当に危なっかしい感じでして。
 
以前、新庄のおばあちゃんの所に行ったときの事。
 
ヨッチくんは、おばあちゃんに貰った「棒」でご機嫌になって
遊んでおられました。
 
この「棒」の正体は...、はい、ラップの芯です。
真ん中が空洞になってて、上のともピーもそうですが、子供って、
こういうの大好きですよね(^_^;
 
 
で、それでチャンバラみたいに遊んだり、真ん中の空洞にビー玉入れたりして
楽しく遊んでいたわけですが、さらなる獲物を発見されましたそうな。
 
 
どうやら、商品発送用の緩衝剤として使っているロール紙にロックオン!!
 
 
幅50センチ以上もあるロール紙ですからね。

ラップなんかと違って、こいつは大物。
 
重さもまだ使いかけなので10kg~15kgはありそう。

とても保育園児の手には負えなさそうなのですが、
ヨッチくんは吸い寄せられるように、ロール紙の方へ。
 
でも、もし、倒れてきたりしたら重たくて危険なので、おばあちゃんが
仕事のかたわら、何度も何度も、
 
「ヨッチくん、危ないから、それに触っちゃだめだよ。」
 
と、言い聞かせてくれてました。
 
 
子供心に、これで派手に遊んだら怒られるんだろうなぁ~、
と思ったのでしょうか、ロール紙を目の前にして、
様子を伺っておるようでした。
 
そのうち、ちょいと触ったりしてましたが、その度に、


「ヨッチくん、触っちゃダメ!」


と、おばあちゃんが優しく声かけし続けておりました。


しばらく、そんなやり取りが続いていたのですが、ヨッチくんが
ロール紙を前に動かなくなりました。

5分経っても、10分経っても、こちらに背を向ける形で、
ロール紙に向き合ったままです。


ずーっと微動だにせず、見つめてるだけで、

な~にが、そんなに面白いんだろうねぇ?

なんて、思ってたわけです。


そしたら、さらにしばらくして、何やら妙な物音?が。



しくしく、しくしくしく...。




ん?

なんだろ?


と思っておばあちゃんが覗いてみたその先には、



ロール紙の芯の真ん中の空洞に、右手を突っ込んで、


取 れ な く な っ て る 保 育 園 児 が ...。




ロール紙が重すぎて、動かすどころかびくともしないし。

でも、何度も何度も注意してくれてたおばあちゃんに
「 た す け て 。」
なんて言ったら、 ぜ っ た い お こ ら れ そ う だ し (;>_<;)



とか、なんとか、幼い心で必死に考えておられたのでしょう。

そこから万策尽き果てたヨッチくんが選択した行動は、



声  を  殺  し  て  泣  く  。



これ、一択f(^_^;



しくしく...、しくしく...、


おばあちゃんが、笑いをかみ殺しながら、力任せに手を引っこ抜くまで、
ヨッチくんの声にならない号泣は続いたそうな。


きょうくん:
 よっちくん、おとなのいうことは、ちゃんと、きこうね(^^)b