で、そのダイニングテーブルの上には、白いビニール袋もありました。

 

 

まま「何この袋？何が入ってるんだろ？？」

 

 

と、中を確認したあと、ままの口から衝撃の一言が...。

 

 

まま「　検　尿　だ　...　（汗）。」

 

 

どうやら、次男坊のヨッチ君（中学1年）が検尿を忘れて登校された模様。

 

こぉのマヌケ小僧～...、

 

 

お　食　事　テ　ー　ブ　ル　に　検　尿　置　く　な　ぁ　ぁ　！！

 

 

と、夫婦で噴火したあとの展開が少々問題でして...。

 

 

まま「はい、検尿！学校に！早く！回収の時間に遅れたらマズイよ！」

 

私「いやいや、こーいうのは、ままの方が似合ってるでしょ！？」

 

まま「はぁ？前は、私が小学校に検尿届けたんだから、今度はアナタ！」

 

私「え！？経験者が行った方がいいでしょ～。」

 

まま「つべこべ言わずに早く行く！電話しておいてあげるから～。」

 

私「いやいや、こういう事はプロというか、ベテランが行かれた方が...」

 

まま「ふざけてないで、早く行って！！（ピッポッパ...トゥルルルル...）

　　　　あ、もしもし～、先生、申し訳ありません、子供が忘れた検尿を

　　　　主　人　が　届けにいきますので、どうか、よろしくお願いします。」

 

 

...、　てなわけで、私が検尿をお届けするハメに...。

 

ヨッチのヤロ～、タダでは済まさんぞぉ...。

 

で、届けた後、そのまま仕事に行く為に車で中学校へ。

 

仕事もあるので急いで向かいますと、ちょうど、校門から一番近い

駐車スペースが空いておりましたので、そこに車を停めようかと。

 

後ろに国旗か校旗かを揚げるポールがあったのでバックモニターを見たい所

ですが、日光の反射でほとんど見えない為、目視で注意深く駐車します。

 

ま、車止めもあるし、バックオ～ライ～、ぴぴ～ぴぴ～と車を後退させ...

 

 

ガ　シ　ャ　！！

 

 

「はぁ！？（汗）」

 

 

いやいや、なんか、ぶつかったような音しましたけど～！！

 

ポールにぶつからないように下がってたはずだぞ！？と、あわてて車を

ちょいと前進させて車降りてみると、旗を上げ下げするロープを格納する為の

金属製のBOXが、ポールから出っ張って取り付けられてました！

 

ええ～！！このボックス、なんで車の方に向けてつけてあるの～！？

しかも、高さも後ろの窓からちょうど見えない高さだし～（涙）！！

さらに言うなら、車止め、役に立ってないじゃん！！

 

道理で車停まってないわけだ！と、ここで慌てふためいても、もう遅い。

 

大変悲しい状況ではありますが、オタオタしてられません。

 

なにしろ、私には、重要な使命があります。

 

「　検　尿　を　届　け　る　」　と　い　う　使　命　が　...。

 

という事で、兎に角、先生にペコペコ頭を下げまくって、検尿をお渡しし、

仕事に向かう予定をちょいと変更、一旦自宅へ戻り車をじっくり点検。

 

すると...、

 

 

ナ　ゼ　か　全　く　傷　一　つ　な　い　っていう奇跡が判明...。

 

 

後ろも、周りも、どこがぶつかったのか？という感じで、異常なし（汗）。

 

うう～ん、何か踏んだ音だったのか～？

 

日頃の行いがよかったのか、それともここでなけなしの運を全て使い切ったの

か、

あまり考えたくないので、兎に角無事でよかったという事にしておきました。

 

そして、もう絶対に次から検尿はうちの奥さんに届けてもらう事にしようと、

決意を新たにしたのでありました。

 

奥さま、次回からは、よろしくねっ！！

（その前に、検尿絶対忘れないよう、厳しく指導せねば...）